グループディスカッションって何?
面接は大丈夫だけどグループディスカッションは苦手
グループディスカッションの対策が知りたい
この記事を読むことで、これらグループディスカッションに関する悩みを解決できます。
グループディスカッションは苦手で悩んでいる就活生はかなり多いのではないでしょうか?
私もそのうちの1人でした。
これから紹介するグループディスカッションでの心構えや役割などのポイントを抑えることで、グループディスカッションが苦手だった私でも合格することができました。
グループディスカッションは「とにかく目立つべし!」
グループディスカッションとは、6-10人で「あるテーマ」について、皆んなで意見を抽出し、ひとつの結論を導くべく、話し合いをすることです。その様子を採用担当者が外から黙って眺めて採用合否を判断されます。
グループディスカッションでは、まずはじめに進行役(ファシリテーター)や書記、タイムキーパーなどの役割を決めていきます。ほとんどの場合は自分で立候補します。
結論から言うと、合格するためには何らかの形で目立ってください!
目立たなければ落ちる確率が極めて高くなると考えておいてください。
私の経験上でも、まとめ役を担って、目立った場合には合格しました。一方で、 3言程度しか発言せず、あまり目立たなかった場合には不合格でした。
グループディスカッションが苦手という人は「みんなの前で話すことが苦手」「自分の意見が間違っていたらどうしよう」という心情になっているのではないでしょうか?
そう感じている人への”心構え”をアドバイスします。
「これに落ちたら人生が終わるくらいの極端な気持ち」を持って望んでみましょう!グループディスカッションの時だけ(たった30分〜1時間程度です)は自分を捨ててください。その場で大きな間違いをして恥をかいたとしても、そのメンバーとは、もう顔を合わせることは99%の確率でないので、気にすることはありません。日常生活に支障が出ることはまずないですよね。そう考えると吹っ切れた気持ちになって、少し勇気(自信)が出てきませんか?どうせやるなら、ぜひ思い切った行動をしてみましょう!
ただし、何でもいいから目立てばいいというわけではありません。グループディスカッションなので、グループとして、ひとつの方向性(結論)に持っていくことがとても重要です。いわゆる「協調性(チームワーク)」が試されます。
それでは、グループディスカッションでのそれぞれの役割について、ポイントを解説していきます。
進行役(ファシリテーター)
進行役(ファシリテーター)は1番重要な役割であると言っても過言ではありません。ディスカッションをうまくまとめることができれば、受かる可能性が1番高いポジションでしょう。
一方で、全員をうまくコントロールできないグダグダなディスカッションになると、目立ってはいますが、全員不合格に導いてしまうなんてこともありえます(私も経験があります)。
グループ全体を見ながら、より良いディスカッションにすることを1番に考え、例えば、発言できていない人がいれば、さりげなくコメントを求めるといった配慮をするなど、全体を把握して全員が参加できるディスカッションにすることを求められます。
タイムキーパー
時間をコントロールする役割です。グループディスカッションの時間は大きく分類して「各自でのブレスト」「意見の抽出」「解決策や方針の策定」「プレゼン用のまとめ」があります。それぞれを何分で進めるか?を与えられた時間から計算して、提案しましょう。例えば、全体で60分の場合では、各自でのブレストは15分、意見の抽出は10分、解決策や方針の策定は25分、プレゼン用のまとめは10分といった感じです。
ディスカッションが加熱すると時間を忘れがちになります。そのため「10分経過したので、次の段階に進みましょう」「残り15分です」など、節目の時間で適切なアナウンスをすることで、時間を意識した効率的かつ円滑なディスカッションに繋がるでしょう。
ディスカッションで最も重要なのが、最後のまとめです。何のためにディスカッションをしているのかというと、ひとつの結論を導くためです。抽出された意見をまとめるためには、それなりの時間(5~10分)が必要です。「残り10分になったので、そろそろまとめに入りましょう」とアナウンスして、ディスカッションのまとめを上手にコントロールしてください。
進行役は重荷で、自分にはできないという方にはタイムキーパーがおススメです。もちろんコントロールするだけが仕事ではないので、自分の意見もしっかり発言するようにしましょう。
書記
ディスカッションで出てきた意見を書き残していく役割です。
ポイントのみを簡潔に・早く・丁寧に・正確に書くことが求められます。最後のまとめの段階では書記が書いた内容を基にまとめますので、見やすさは重要です。仮に何を書いているか分からないと、これまで議論してきた内容が全て台無しになってしまいます。
出てきた意見を機械的に羅列するだけでなく、例えば、似たような意見同士はまとめて書いたり、ツリーや矢印などの図を適切に活用するなど、最後にスムースにまとめることができるように配慮することが求められます。もし何色かのペンがあれば、重要なポイントは色を変えるなど工夫してもいいかもしれません。
発表者
最後にまとめた内容を採用担当者へ発表する役割です。発表時間も決められているため(例えば「まとめた内容を3分で発表してください」と言われます)、短時間でうまくまとめて簡潔明瞭に伝える必要があります。
少し苦手という方は、ディスカッション最後にある「プレゼン用まとめの時間」を活用して、事前に練習をしてみると良いでしょう。その時には残りの2分程度で「最後にまとめを整理していいですか?」と時間をもらいましょう。内容を自分なりに頭の中で整理しながら、自分の言葉に落とし込むことができます。ぶっつけ本番で発表するよりかは、余裕を持ってプレゼンすることができます。
面接の時と同様に結論から述べるとスマートです。そして、みんなの意見を代表して述べるわけですから、大きな声でハキハキと自信を持って発表しましょう。
最後には「以上で発表を終わります」と締めることで、終わりを明確に相手に伝えるようにしましょう。
役割がない人
残りの人は特定の役割が与えられてはいないので、議論へ積極的に参加しましょう。ディスカッションを決定づける意見を述べるだけでも、採用担当者の目にとまります。相手の意見を傾聴しているか、というポイントも見られています。もちろん、進行役がグダグダで論点がズレてきた場合などには、進行役に頼らず話の方向性を正すことを主導してもいいです。
すべての人に共通することですが、出てきた意見に対して「それは違います!」など完全否定するような発言は控えてください。もし違うなと思ったのであれば「そういう意見にも賛同しますが、一方でこういう意見はいかがでしょう?」など柔らかい表現に変えるだけでも意見を聞き入れて貰いやすくなります。決して自分の意見を他人に押し付けるのではなく、みんなの意見を踏まえながら発言するように心がけましょう。
当然のことですが、ディスカッション中は敬語で話すようにしましょう。面接のような、ものすごい堅苦しい敬語は必要ありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
冒頭で「グループディスカッションで目立ってください」と述べましたが、目立つ方法は発言するだけではないということです。グループの中で色々な役割があり、それぞれが機能するからグループディスカッションが成り立ちます。進行役やタイムキーパーしか合格しないのだろうという固定概念は捨ててください。
そして、どうしても苦手な人はいるはずです。私も人前で意見を言うことは得意ではありませんでした。でも「この場で目立てなければ、絶対に不合格になる」と確信していたので、吹っ切れて行動することができました。
あなたもせっかく手にしたチャンスです。失敗を恐れず、思い切った行動でグループディスカッションに臨んでみましょう。
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