2021年は東京オリンピックが開催され、金メダルを獲得した選手も過去最多となりましたね。
選手の皆さんは国民に勇気と希望を与えてくれました。
そこで気になるのが、次の国民栄誉賞は誰が受賞するのかということですが、過去には、この名誉ある国民栄誉賞を辞退した人がいるようです。
そこで今回の記事では、国民栄誉賞を辞退した人は誰なのか、また、受賞にふさわしくない人も調査しました。
国民栄誉賞を辞退した人は誰?
国民栄誉賞は日本の内閣総理大臣表彰の1つであり、日本を代表する賞で、国民栄誉賞を受賞することは偉大かつ光栄なことですよね。
受賞できるのであれば、必ずと言っていいほど受け取りたい賞だと思います。
しかしながら、驚くべきことに、これまでに国民栄誉賞を辞退した人が3名いることが判明しました。
<国民栄誉賞を辞退した人>
- 福本豊さん
- 古関裕而さん
- イチローさん
- 大谷翔平さん
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福本豊
福本豊さんはプロ野球選手として活躍し、1983年に6月に939盗塁を達成し、世界記録を樹立しました。
その功績を称えて、当時の総理大臣だった中曽根康弘さんから国民栄誉賞を打診されています。
それに対して、福本豊さんは「そんなんもろたら立ちションもでけへんようになる」と冗談交じりに語っていたそうですが、
実際は福本豊さんよりも先に国民栄誉賞を受賞した王貞治さんと比較して、「王さんのような野球人になれる自信がなかった。記録だけでなく広く国民に愛される人物でないといけないと解釈した」という理由で国民栄誉賞を辞退しています。
古関裕而
古関裕而さんは日本の作曲家として活躍されました。
国民栄誉賞を打診された時にはすでに、本人は逝去されており、遺族の方々に授与を打診しています。
しかしながら、古関裕而さんのご家族であった長男が「本人が元気に活動している時ならともかく逝去した後に授与することに意味があるのか」疑問に感じたこともあり、本人ではなくご遺族の方が国民栄誉賞を辞退しています。
イチロー
イチローさんはメジャーリーグでも活躍したプロ野球選手でした。
2001年にはメジャーリーグで日本人で初めてとなるMVPを獲得するなど大活躍を見せたことで、国民栄誉賞の授与を打診されましたが、現役で若かったということもあり、辞退しています。
また2004年にはメジャーリーグのシーズン最多安打を記録したことで再度授与を打診されましたが、野球を続けている間は受け取らないことを理由に2回目の打診を辞退しています。
2019年3月に現役を引退しましたが、当初イチローさんが「野球人生が終わったときにいただけるよう頑張りたい」とコメントしていたことを受け、3回目の打診をしましたが、再度辞退しています。
そのときには「人生の幕を下ろしたときにいただけるよう励みます」とコメントしています。
さらに2019年11月に当時の総理大臣だった安倍晋三首相から4回目の打診がありましたが、その際も辞退しています。
大谷翔平
大谷翔平選手はメジャーリーグのエンゼルスでプレーしているプロ野球選手です。
2021年には、投打で活躍して、日本人では初めてとなる満票でのMVPを獲得するなど、偉大な功績を残しましたね。
それを受けて、政府が国民栄誉賞を打診しましたが、「まだ早いので今回は辞退させていただく」と回答したようです。
これからも活躍を続けて、次回こそは国民栄誉賞を受賞して欲しいですね。
国民栄誉賞にふさわしくない人とは?
国民栄誉賞をYahooで検索すると、サジェストに「国民栄誉賞 ふさわしくない人」というキーワードが出てきます。
国民栄誉賞を受賞した人でふさわしくない人がいるのでしょうか?
SNSでキーワードを検索してみました。
イチローはもう何もかもが偉大すぎるわよねw国民栄誉賞は、それに似合った人にあげてほしいわーただ単に、ブームや金メダルを獲ったからだけの理由ではね、ふさわしくない人もいると思うwww
— ★ちょこ♡★ (@kaji21gamba) March 24, 2019
羽生くんの国民栄誉賞の話で、まだ若いから授与は早すぎるとか価値が下がるとかふさわしくないとか言ってる人は何なの…?えっ、まじで何なの??
— つむり🐌ぶっコロナ🖕🖕(☎︎ω☎︎)🖕🖕 (@tsumuri_OwOq) March 6, 2018
国民栄誉賞はふさわしくないと書いてる人見ると、「羽生結弦の良さと凄さをを分かってないなんて勿体なーい!私なんて何年も前から知ってるもんねーーー!後から知っても知らないよー!!」と謎の優越感にひたってしまう。
— ゆづりん (@uampop) March 4, 2018
国民栄誉賞!聞いた時はちょっと早い!と一瞬思ったけれど、ふさわしくないかというとそうではない。それだけの価値がある人。
初めての記録をたくさんもつ羽生くん。だったら、フィギュア競技初、最年少、をいただいても全く問題ないと思います。決定したらどうかもらってほしいな。 #羽生結弦— あきぐまは応援中 (@akiyuzukuma) March 2, 2018
羽生結弦の国民栄誉賞に否定的なツイートをたまに見かけるけど、フィギュアスケートのオリンピック記録トップ3全部羽生でふさわしくないって、一体誰が国民栄誉賞にふさわしいんだよ
— 河童野郎 (@tohogensyoki) June 1, 2018
2018年に羽生結弦選手が当時23歳で国民栄誉賞を受賞したことに対して、『若すぎるからふさわしくない』という声があったようです。
それに対して『国民栄誉賞にふさわしくないと言われているけど、偉大な記録を達成しているからふさわしい』という内容のツイートが多かったです。
スポーツ選手は現役の時に活躍して受賞するケースが多いため、全盛期は年齢的にも若くなってしまうのは仕方がないことですよね。
とにかく受賞者を見ると、誰もがすごい記録と記憶を残した人ばかりなので、国民栄誉賞にふさわしくない人はいないのではないでしょうか?
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大谷翔平選手が辞退したことを受けて、令和で最初に受賞する人は誰なのか注目が集まっていますね。
大谷翔平選手以外には、ボクシングの井上尚弥選手やゴルフの松山英樹選手などが有力ではないでしょうか?
2021年に令和初の受賞者は誰なのか、以下の記事で詳しく解説しています。
国民栄誉賞を辞退した人は誰?ふさわしくない人も調査!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、国民栄誉賞を辞退した人は誰なのか、また、受賞にふさわしくない人も調査しました。
これまでに国民栄誉賞を辞退した人が3名いることが判明しました。
<国民栄誉賞を辞退した人>
- 福本豊さん
- 古関裕而さん
- イチローさん
次の国民栄誉賞は誰が受賞するのか、とても楽しみですね。