2020年1月11日に王貞治さん(ソフトバンク球団会長)がインタビューに応じて、日本プロ野球チームを16球団に拡張する案を提言しましたね。
ソフトバンクの王貞治球団会長(79)がプロ野球のエクスパンション(球団拡張)について注目発言した。11日に放送されたTNCテレビ西日本の報道番組「CUBE(キューブ)」内でインタビューに応じ「野球界のためにはできるものなら16(チームになるよう)、あと四つ球団が誕生してほしい」と言及した。
番組では過去10年の日本シリーズのうちパ・リーグ球団が9度制したことなどを踏まえながら、セ、パ両リーグの格差や再編の話題に触れた。王会長は「プロだから採算のことはあるが」とした上で「チームは多い方がいい。選手たちにとっても、小さい人(子どもたち)も、高校、大学でやっているような人にとっても受け皿があった方が絶対にいい」とプロ球団の増加を求めた。
現在のプロ野球は各リーグ6球団で、クライマックスシリーズ(CS)には両リーグともレギュラーシーズンの上位3チームが出場する。リーグ優勝と日本シリーズ出場チームが異なるケースが出てきたことでペナントレースの価値が損なわれるなどの議論もあるが、王会長は「16チームならCSもあれこれ言われなくてすむ。12だから変なやり方になっていると言われる」と持論を述べた。
野球・ソフトボールは東京五輪で3大会ぶりに競技復活した後、2024年パリ大会で再び除外されることが決まっている。日本でも野球の競技人口減少など危機が叫ばれる中、王会長は「子どもたちに夢を与えるには環境整備が大事。野球界にはいろいろな組織があるが、子どもたちのためにというテーマで話をまとめればかなりいい案が出る。五輪は世界の人たちが注目しているところ。野球はちょっと難しいが見る側からすればこんなに楽しいものはない、そんなアピールをしたい」と意欲的に語った。
引用:西日本スポーツより
現在の日本プロ野球ではセントラル・リーグ6球団、パシフィック・リーグ6球団の合計12球団で運営されていますが、
セ・リーグ2球団、パ・リーグ2球団の計4球団を増やし、16球団での運営になる可能性が浮上してきました。
そこで今回は王貞治さんの発言に対する世間の反応や16球団が実現する場合の本拠地を予想してみました。
新球団の本拠地予想
現在の本拠地
現在のプロ野球はセ・リーグ6球団、パ・リーグ6球団で各チームの本拠地は以下の通りです。
<セ・リーグ>
チーム | 本拠地がある都道府県 |
巨人 | 東京 |
DeNA | 神奈川 |
阪神 | 兵庫 |
広島 | 広島 |
中日 | 愛知 |
ヤクルト | 東京 |
<パ・リーグ>
チーム | 本拠地がある都道府県 |
西武 | 埼玉 |
ソフトバンク | 福岡 |
楽天 | 宮城 |
ロッテ | 千葉 |
日本ハム | 北海道 |
オリックス | 大阪 |
新球団の本拠地予想
今回の王貞治さんの発言に対して、世間からは早速、新球団の本拠地はどこになるのか予想されています。
https://twitter.com/syumiaka1998/status/1216023198942187520
多くの人口を抱えながらNPB空白地帯の新潟、静岡、四国に球団を置けるのは大きい
16球団で2リーグ4地区制ってのも面白くなりそうだよね、各地区優勝チームの争いだからプレーオフの公平性も保証されるし— だう (@DOW774) January 11, 2020
16球団なら
現状の12、四国1、北陸1、地方に2って感じになるのかな— 藍井玄師 (@Aoi__kenshi) January 11, 2020
16球団に増やすなら新潟、沖縄、香川、熊本辺りかね
人口とバランス考えたら
立地、人口重視なら京都とかなんだろうけど— ちなハム (@nhfdraftpro) January 11, 2020
その意見には大賛成です。僕も16球団にすべきと言う考えです。新潟、静岡、松山、沖縄にできたらバランスもいいと思います。 https://t.co/K4m9mWnC9p
— パーマン (@Lionsakb0806) January 11, 2020
16球団にするなら新潟京都宮崎高知とかだと思う
— ひだりょ (@hidaryo_1316) January 11, 2020
https://twitter.com/yuta_team26/status/1216012689060745216
王さんが16球団について言及するのは結構影響があるんじゃないかな?
現行のチームはそのままにして、別の地域にチームを置くとするとどうすべきなのかな?
僕は、新潟、四国(東北楽天のように1地域で)、京都、沖縄又は鹿児島とかいいんじゃないかなと。— リュウ~日常アニメ好き~ (@Ryu_animelike) January 11, 2020
https://twitter.com/shimacho_kun/status/1216007472772632577
王さんのプロ野球16球団構想を考えてみた。
西日本
ソフバン、広島、阪神、四国(四国アイランドリーグ有)中日本
オリックス、中日、横浜、北陸(BCリーグ有)東日本
巨人、西武、ヤクルト、新潟(BCリーグ有)北日本
日ハム、楽天、ロッテ、北関東(BCリーグ有)https://t.co/wxOeHsEjDc— 亮 (@nabe109) January 11, 2020
16球団大賛成。四国で一つ、新潟、北信越でもう一つと、福島か茨木で一つ。ファームの試合も観客が入る仕組みを作って是非とも実現へ! #野球
— みのてる@TAKEサッカーU15・猫・将棋 (@teruhisatakeda) January 11, 2020
https://twitter.com/Oflonen/status/1216004715189694469
16球団にするなら。。
四国に1つ、北関東甲信越(長野が理想)1つ、沖縄に1つ、京都or奈良に1つ作ればファンが偏らないとおもいます!しらんけど。。— ま さ ひ ろ (@masahiro73521) January 11, 2020
https://twitter.com/sasatotopoke/status/1216032201524989952
現在、プロ野球チームの本拠地がないエリアを中心に意見が出ています。
主な候補地には以下の予想が出ています。
- 沖縄
- 静岡
- 北陸(新潟、石川など)
- 四国(愛媛、香川など)
- 北関東(群馬など)
- 南九州(鹿児島、宮崎、熊本)
- 京都
- 岡山
現在、BCリーグや四国アイランドリーグなどがある場所が中心になりそうですね。
個人的な願望も込めて新球団(4球団)の本拠地となる候補地を予想してみました。
- 沖縄
- 愛媛
- 新潟
- 静岡
地方になるため、特に沖縄県は移動が大変ですが、北海道にもプロ野球チームが誕生していることから可能性としてはありそうですよね。
それでは、この4県が新球団本拠地の候補地となる場合、球場はどうなるのでしょうか?
2005年に東北楽天ゴールデンイーグルスが設立された時のように、すでにある大きい球場がプロ野球仕様に改修されると思われます。
東北楽天ゴールデンイーグルスの場合は「宮城球場」をプロ野球仕様に改修しています。
沖縄、愛媛、新潟、静岡には野球場はあるのでしょうか?
実際に現在ある球場を調べてみました。
- 沖縄:沖縄セルラースタジアム那覇
- 愛媛:松山中央公園野球場(坊っちゃんスタジアム)
- 新潟:HARD OFF ECOスタジアム新潟
- 静岡:静岡県草薙総合運動場硬式野球場
実は4県ともに、すでにプロ野球が開催されたことがある球場ばかりでした。
そのため、小規模な改修で済みそうな点も、プロ野球チームの本拠地として選ばれる理由の1つになりそうです。
ただし、現在のプロ野球チームがある地域と比較して人口の少なさなどの影響で、経営難を指摘する声も出ています。
https://twitter.com/tooru29452873/status/1215997069577469952
これを見てみると、たしかにこれまでのプロ野球チームの本拠地と比較すると、人口が少なくなるのは間違いありません。
それにより集客数が減少することで、経営継続が困難になる可能性も否定できませんね。
そんな状況でオーナーとなる企業が現れるのかも重要な鍵となります。
世間の反応
地区優勝チーム同士でリーグ王者決定戦、日本シリーズという流れも可能だな
どこが勝っても優勝球団が日本一になるので今のCSよりは異論も少ないかも
セ・パ8球団に分け、さらにそれぞれ東西に4球団で地区分けして、地区優勝同士でリーグ優勝決定戦すればいい。
2位や3位の球団が日本シリーズに出れる今のシステムよりも断然いい。
ただ球団を作りたい企業が出てくるかどうか。
課題は多いことは承知していますが、16球団2リーグ4地区制になれば、地区の優勝チーム同士のリーグ優勝決定戦、セパリーグの優勝チーム同士の日本シリーズというシステムになり、今の不公平なクライマックスシリーズよりは格段いいと思います。
さすが王さん。
1リーグを8チーム、さらに4チームずつで地区分けして、
セの東地区、西地区、パの東地区、西地区にしたらどうだろう。
北陸、静岡や四国、沖縄など全国に。
同じ地区同士のカードを一番多くして18試合×3チームで54試合、
同じリーグの他地区は12試合×4チームで48試合、
他リーグとの交流戦は6試合×8チームで48試合。
ジャイアンツ戦に頼ってた時代は終わったから
興行的に不公平にはならないでしょう。
シーズン150試合になっちゃうけど…
ポストシーズンは各地区の1位だけの4チームだけでもいいし、
1位2位の8チームにしてもいいし。
チームを増やせば一時的にはレベルが落ちるだろうけど、
長い目で見たら裾野拡大しなければいけない。
新しい本拠地が出来る可能性がある都市は、
新潟、静岡、松山、熊本、那覇からになるでしょうね。セ・パ各8球団になれば、たとえば、セ・リーグ東西地区、パ・リーグ南北地区に各4チーム編成。地区内対戦、同一リーグの別地区との対戦、交流戦を組み合わせて、公式戦を行う。
地区優勝チームがリーグチャンピオンシップを戦い、日本シリーズに進む!
こういうところは、メジャーを見習ってほしいです。
ファンからは16球団を望む声が多いようです。
そして、メジャーリーグのように「2リーグ4地区制」を望む声が多いようです。
もし「2リーグ4地区制」が実現したときには既存球団と新球団で以下のリーグとなることも考えられますね。
まずは16球団が実現してからの話にはなりますが、16球団に増えるだけで試合の組み方など、これまでとガラっと変わって一段とプロ野球観戦が面白くなりそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はプロ野球チームが12球団から16球団になったときの反応や新球団の本拠地を予想してみました。
個人的な予想は「沖縄」「愛媛」「新潟」「静岡」です。
プロ野球の新球団が誕生する日は来るのでしょうか?
今後の動向がとても楽しみです。