こだわりの名店

山口の元祖瓦そば 「たかせ」川棚本館!「逃げ恥」で紹介された場所!

元祖瓦そば、川棚本店

山口県下関市といったら瓦そばが有名!ということで本場の元祖瓦そば「たかせ」の川棚本館へ行ってきました。

「川棚」という地域は瓦そばの発祥の地ということもあり、瓦そばだらけでしたが「まず行くなら有名どころの本店だろう」ということで、家族で行ってきました。

「瓦そば」の名所って意外なことに「川棚温泉」という温泉街だったんですよね、行くまで知らなかったので驚きました。

元祖瓦そば「たかせ」は、それはもう人気で物凄い人だかりだったので、結構長い間待ちました。

でも実際に食べてみたら、待った以上の価値を感じる程に最高の気分を味わえたので、是非あなたにオススメしたいと思います。

 

元祖瓦そば「たかせ」の魅力

 川棚だけでも3店舗あるので自由に行ける

川棚に元祖瓦そば「たかせ」は、川棚本館・川棚南本館・川棚東本館と3店舗あります。

しかもその3店舗は近くにあり、本館が満席だと、川棚南本館・川棚東本館へと行くよう勧められます。

自由に3店舗行ってどこでも選べるというのはやっぱり魅力的ですよね。

中には待ち時間が少なく早く食べたいという方もいますから、実際に込み具合も確認した方が良いかと思います。

私は川棚本館以外にも、川棚南本館と川棚東本館の中と行列具合を見てきました。

やっぱり本館が間違いなく一番多かったですが、私達はやはりせっかくきたのだからと、いくらかかったとしても川棚本館で待つことにしました。

 

「逃げ恥」の平匡さん家族が昔来ていた場所

2016年の10月から放送が開始された「逃げ恥」の第5話目に、みくりと平匡さん2人が瓦そばを作るシーンがあったのはご存知でしょうか?

逃げ恥まだ記憶に新しいとは思いますが、実は平匡さんは山口県の出身で、小学校3年生の時に一度だけ家族で行ったピクニックで、母親がサプライズでお弁当箱に瓦そばを敷き詰めて持ってきたという思い出がありました。

その時父親が、麺が伸び切っている日本そばを何故外で食べないといけないのかと怒り出し、可哀想になった母親を見かねて、平匡さんは必死に「美味しい、美味しい」と食べた地獄の思い出があったんです。

その後、父親が「本物の瓦そばを食わせてやる」と連れて行ったお店が、元祖瓦そば「たかせ」だったんですね。

そこで平匡さんのお母さんが、「人生で一番美味しいお蕎麦と出会う」というエピソードです。

その逃げ恥ブームもあってか、元祖瓦そば「たかせ」の人気は物凄く、ブームが過ぎ去った今でも行列が出来るほどです。

 

下関伝統の郷土料理

元祖瓦そば、たかせ、川棚本店

どうですかこれ?見た目の彩りも楽しめて、凄く食欲をそそりますよね?

私はお皿に乗っていないお蕎麦なんて食べるのが初めてだったので、お店の方が食べ方を説明してくれた時には興味津々でした!!

お店では、熱々の(家の屋根の)瓦の上に茶そば、錦糸卵、甘辛い味付けの牛肉、海苔、レモン、もみじおろし(赤い大根おろし)という順で乗っています。

まずは茶そばのみを、かつおと昆布を合わせた風味のある出汁の濃いめのおつゆでいただきました。

「お、美味しい!!!!」家族みんな口々に言っていました。

次に甘辛く味付けされた柔らかいお肉を、茶そばと絡めていただきました。

これも、お肉の少し脂かかった旨味と茶そばとおつゆが上手い具合にマッチしてとても美味しかったです。

時間が経つと茶そばの下の部分に焼き目ができてパリパリのおこげのようになり、それもまた美味しかったです。

最後に薬味を乗せて食べると、またサッパリとした味に変わるので、何回でも楽しめてしまいました。

元祖瓦そば、たかせ、川棚本店

そして瓦そば以外も外せないのが、「うなめし」です!

私はうなぎが大好きなので色々なうなぎを食べてきましたが、この「うなめし」は間違いなく美味しかったです。

柔らかい肉質のうなぎに秘伝のタレがかかっており、うなぎの脂のノリ加減もちょうど良く、それがご飯と混ざって、おひついっぱいに入って出てきます。

これも何度も楽しめるようになっており、まずはそのままいただき、次にネギやノリ等の薬味を乗せていただき、最後にワサビとお出汁をかけてお茶漬け風にしていただくという3段階の楽しみ方です。

「瓦そば」も「うなめし」もお客さんを飽きさせない食べ方が考えられていて凄いですよね。

元祖瓦そば「たかせ」の場所や営業時間

川棚南本館と川棚東本館は歩いてすぐの距離にあります。

住所 山口県下関市豊浦町大字川棚町5437
TEL 083-772-2680
営業時間 11:00~20:00(L・O 19:30)
定休日 木・金(祝祭日は営業):平日に行く方は注意してください。
駐車場 あり

 

まとめ

いかがでしたか?

川棚本館は一番歴史ある建物になっていて、館内はきちんと靴を脱いで上がる決まりになっています。

とにかく広い畳の間に机が並べられているので、みんなで一緒に食べる大宴会場のようなのに、それでいて品があり女将さんのような方がいるので、小料理屋さんに来たような気分でテンションが上がりますよ。

あなたも是非、元祖瓦そば「たかせ」で、平匡さん家族が食べた「人生で一番美味しいお蕎麦」を味わってみてくださいね。