新型コロナウイルスの感染が世界中で猛威を奮っていますが、
日本でも病院などへの寄付をする音楽家、歌手、スポーツ選手などの著名人が増えてきています。
そこで今回は新型コロナウイルスへの支援として誰が寄付をしたのか調査しました。
また、どれくらいの金額をどこの施設に寄付したのかを併せて紹介します。
目次
寄付した音楽家(歌手など)
GLAY
- 寄付金額:1,000万円
- 寄付先:医療機関
メッセージ:「ライブツアー実施時のアーティスト・スタッフ・関係者の健康管理のために、常時マスクの準備をしておりますが、公演が中止となりましたので、すでに表明している1,000万円の寄付に加えて、これらのマスク5,000枚も信頼のおける機関を通じ医療機関へ寄付いたします」
X-JAPAN YOSHIKI
- 寄付金額:3,700万円
- 寄付先:国立国際医療研究センター
メッセージ:「自分の住むアメリカでは新型コロナウイルスによる死者が4万人を超えてしまいました。残念ながら、日本でも感染が広がっていると聞きました。未だ収束の兆しが見えないなか、自分自身も含め、自分の生きるエンターテインメント業界、そしてあらゆる業界の方々が経済的にも精神的にも苦しんでいます。心が痛いです。
ただ、今僕らが一番サポートしなければならないのは、こうしている間にも新型コロナウイルスの患者さんの治療に当たっている医療に従事する人達だと思います。少しでも力になればと思い、寄付をさせていただきました。
今、苦悩に耐えながら自粛をしている皆さん一人一人の思いやその行動は、自分がさせていただいた寄付の何百倍、何千倍も、医療機関の人達への力になっていることを、自分も含めて再認識できればと思っています。
そして、音楽家としても皆さんの心の支えになれるように努力したいと思います。」
西川貴教
- 寄付金額:300万円
- 寄付先:滋賀県(西川貴教さんは「滋賀ふるさと観光大使」を務めている)
メッセージ:「(医療従事者らに向けて)一緒に乗り越えていければ」
浜崎あゆみ
- 寄付金額:1,000万円
- 寄付先:国立国際医療研究センター
メッセージ:「LAで暮らしていた頃にお世話になった、大先輩であるYOSHIKIさんに賛同し、私も国立国際医療研究センターに1000万円寄付させていただきます。日々、命の危険を隣り合わせの恐怖と闘いながら私たちを、日本を守ってくださっている医療従事者の皆さまへの負担を軽減できる唯一で最大の方法は私たちが家にいることだと思います。また、私たちが日常の生活を送るために今もなお外へ出て仕事を続けてくださっているすべての方々へも、心から感謝しております」
https://yancane-shukatsu.com/ayu-m
AAA 西島隆弘(Nissy)
- 寄付金額:1,000万円
- 寄付先:国立国際医療研究センター
メッセージ:「私事になりますが、身内に医療従事者がおり、過酷な医療現場を身近に感じております。医療に関わる皆さまが感染の危険もある中、尽力されている日々に、少しでもお力になれればと思っております。引き続き不要不急の外出は自粛しましょう。そういった行動を一人一人が行うことも支援の一つとなるはずです。制限された生活をおくり心が疲弊してしまうような状況が続いていますが、みんなで協力しあいこの状況を乗り越えましょう。」
寄付したスポーツ選手
田中将大
アメリカメジャーリーグ「ニューヨーク・ヤンキース」に所属する選手
- 寄付金額:3,700万円
- 寄付先:(日本)新型コロナウイルス感染症拡大防止活動基金(クラウドファンディングサービス「READYFOR(レディーフォー)」を通じて)、(米国)複数の慈善団体
メッセージ:特になし
https://yancane-shukatsu.com/tanaka-masahiro
ダルビッシュ有
アメリカメジャーリーグ「シカゴ・カブス」に所属する選手
- 寄付金額:470万9,892円
- 寄付先:国立がん研究センター、NPO法人リトルワンズなど
メッセージ:「1秒でも見てくれたすべての人が加担し、一緒に作り上げたお金です。(新型コロナに対しては)もう少し待って、良くなってきたときに、本当に困っているところにしっかり寄付したいなと思っています。」
今回の寄付は新型コロナに直接的に関係のない寄付でしたが、今後、新型コロナ関連でも寄付することを考えているようです。
原辰徳
東京読売巨人軍(ジャイアンツ)の監督
- 寄付金額:1,000万円
- 寄付先:東京都
メッセージ:「すべてはコロナの感染者をなくすためです。医療従事者の方に感謝と敬意を込めて送ります。大変な仕事ではありますが、よろしくお願いいたします」
阿部慎之助
東京読売巨人軍(ジャイアンツ)の2軍監督
- 寄付金額:1,000万円
- 寄付先:東京都
メッセージ:「誰もが経験したことのない、ウイルス感染が今現在拡大しております。そんな中、医療機関を始め、いろいろな分野で最前線で闘っている皆さんに心から感謝とエールを送りたいと思います。」
菅野智之
東京読売巨人軍(ジャイアンツ)の選手
- 寄付金額:1,000万円
- 寄付先:東京都
メッセージ:「今、僕たちにできることは限られているかもしれませんが、厳しい状況の医療現場のために少しでも力になっていきたいと思っています。皆さんもぜひ支援の輪に加わってください」
https://yancane-shukatsu.com/sugano-kawaisou
坂本勇人
東京読売巨人軍(ジャイアンツ)の選手
- 寄付金額:1,000万円
- 寄付先:東京都
メッセージ:「僕たちも試合ができない日々の中で、思いきりスポーツを楽しめる日常が、1日でも早く戻ってくれることを願っています。そのためにも治療に携わる皆さんの懸命な働きを一緒に応援していきましょう」
丸佳浩
東京読売巨人軍(ジャイアンツ)の選手
- 寄付金額:1,000万円
- 寄付先:東京都
メッセージ:「感染の危険と隣り合わせの医療現場で大勢の感染者の命を守る戦いを続けている医療スタッフの皆さんに心から感謝します。コロナに負けずに一緒に頑張りましょう」
炭谷銀仁朗
東京読売巨人軍(ジャイアンツ)の選手
- 寄付金額:50万円(子どもたちが施設内で使えるゲーム機器などおもちゃの購入費)
- 寄付先:医療型障害児入所施設・カルガモの家、慶應義塾大学病院
メッセージ:特になし
炭谷銀仁朗選手はプロ野球選手会の選手会長であり、プロ野球選手会に所属する12球団の支配下登録全725選手が、クラウドファンディングサービス「READYFOR(レディーフォー)」を通じて新型コロナウイルス感染症拡大防止活動基金への寄付を進めており、寄付金額は数億円規模になると予想されています。
この取り組みに対して、炭谷銀仁朗選手は「選手会として、少しでも力になれれば。12球団の選手会長と相談して、1日も早く日常を取り戻せるように、ファンの皆さんに最高のプレーを見せられるように、今できることに全力で取り組んでいきたい」とメッセージを送っています。
武隈祥太
埼玉西武ライオンズの選手
- 寄付金額:50万円(子どもたちが施設内で使えるゲーム機器などおもちゃの購入費)
- 寄付先:医療型障害児入所施設・カルガモの家、慶應義塾大学病院
メッセージ:「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、プロ野球の開幕も延期せざるを得ない状況が続いています。そんな中、昨年訪問した際に出会った子どもたちのことを思い出しました。僕を勇気づけてくれた子どもたちが、今、ご家族とも会うことができない現状を知りました。少しでも楽しい時間を過ごすことができればと思い、炭谷さんと相談をして50万円ずつ寄付することにしました。開幕したら、昨年以上の結果を残してプレーで元気付けられるように精いっぱいがんばります。共に乗り越えましょう!」
藤浪晋太郎
阪神タイガーズの選手(新型コロナウイルスに感染)
- 寄付金額:未定
- 寄付先:日本赤十字社
メッセージ:特になし
伊藤隼太
阪神タイガーズの選手(新型コロナウイルスに感染)
- 寄付金額:未定
- 寄付先:日本赤十字社
メッセージ:特になし
長坂拳弥
阪神タイガーズの選手(新型コロナウイルスに感染)
- 寄付金額:未定
- 寄付先:日本赤十字社
メッセージ:特になし
長友佑都
サッカー日本代表
- 寄付金額:500万円
- 寄付先:NPO法人「ジャパンハート」
メッセージ:「院内感染の恐怖の中で自分の危険も顧みず、かけがえのない命を救ってくださっている医療従事者の皆さまに心から感謝します」
酒井宏樹
サッカーの日本代表でフランス1部リーグの「マルセイユ」に所属する選手
- 寄付金額:350万円
- 寄付先:マルセイユの病院、医療従事者に食事を提供している地元シェフの協会
メッセージ:「自分はネイマール(ブラジル)のようなスーパースターではないし、これが十分かも分からないが、できる限りの手助けをしたい」
市原弘大
プロゴルファー
- 寄付金額:公表なし
- 寄付先:(日本)新型コロナウイルス感染症拡大防止活動基金(クラウドファンディングサービス「READYFOR(レディーフォー)」を通じて)
メッセージ:「トーナメントプレーヤーという職業がファンの皆様やスポンサーさんたちによって成り立つ仕事である以上、社会貢献や地域貢献、チャリティというのは、これからのプロスポーツ界に置いて切り離せない事。今回、「READY FOR」を通じてのチャリティが有効に使われ、1日でも早く日常の生活へ戻る事が出来る事を祈念しております。まだまだ、終息が見えない現状ですが、皆様も体調に気を付け、なんとか踏ん張ってお過ごし下さい」
寄付した著名人のまとめ
いかがでしたでしょうか?
これまでに浜崎あゆみさんや田中将大さんなど、多くの著名人の方がコロナ対策の支援のために寄付されています。
しかも1人で数千万円寄付している方もいて、あらためてお金を持っているんだなと感じるのと同時に、その行動はとても尊敬できます。
金額はどうであれ、寄付するという気持ちがは医療従事者の方々にとってはありがたいことですね。
公表していないだけで、他にも寄付している著名人は多数いると思われます。
また新しい情報が入り次第、更新していきます。