加山雄三さんといえば、毎年24時間テレビのフィナーレで「サライ」を熱唱することでお馴染みですよね。
2022年の24時間テレビが最後のサライと言われており、話題となっています。
御年85歳というご高齢ですが、1992年に24時間テレビで初めてサライを披露して以来、歌手の谷村新司さんと共に24時間テレビには欠かせない顔となっています。
そんな加山雄三さんの年収や24時間テレビでのギャラはいくらくらいなのでしょうか?
これまでに多額の借金も抱えたこともある加山雄三さんですが、豪邸と噂の自宅や自身が所有する船を手放さないといけないほどの借金があったと言われています。
そこで今回の記事では、
- 加山雄三さんの年収はいくらか?
- 加山雄三の24時間テレビのギャラはいくらか?
- 借金はいくらで、どのように返済したのか?
について調査してみました!
目次
加山雄三の年収はいくら?
加山雄三さんは、毎年夏の風物詩となっている24時間テレビのフィナーレで「サライ」を披露していますね。
そんな加山雄三さんの年収はいくらくらいなのでしょうか?
加山雄三さんご自身が「約40年前に40代で働き盛りのピーク時だったときの年収がおよそ6.000万円だった」語っています。
この内容は、バブル絶頂期に約100億円の総工費をかけて開業した新潟県湯沢のスキー場「加山キャプテンコースト」が大赤字となり、その後、スキー場が閉鎖することになった際に雑誌のインタビューが行われましたが、記者に回答した内容です。
「スキー場に20年で数十億円つぎ込んだね。家だけじゃなくて、船も手放したよ」
と語っています。(引用元:『週刊女性』2012年5月29日号)
当時の年収が6,000万円と語っていますが、何のお仕事で稼いでいたのでしょうか?
加山雄三さんはテレビCMに出演していますが、加山雄三さんクラスだと1本のCMで1000万円ほどのギャラが入っているようです。
また、ほぼ毎年行われているディナーショーや印税などで、コンスタントに稼いでいることなどを考慮すれば、最近の加山雄三さんの年収は2億円以上あるのではないかと予想されます。
現在は、ご年齢や2019年の脳出血などのご病気により、テレビに出演する機会は以前よりも減りましたが、大御所ということもあり、テレビ番組やCM・ラジオなど、少し出演されるだけでも大きく稼いでいるようです。
とてもコスパのよい芸能活動をなさっていると考えられますね。
1960年代にデビューされて、これまで”永遠の若大将”として、第一線で活躍してこられた加山雄三さんなら、納得できる年収ですよね。
年収2億円なら、むしろ安いくらいかもしれません。
加山雄三の24時間テレビのギャラはいくら?
年収は約2億円ということがわかりましたが、毎年出演されている24時間テレビでは、どれくらいのギャラが支払われているのでしょうか?
調査した結果、24時間テレビに出演する加山雄三さんは、毎年約200万円のギャラをもらっているということが判明しました。
24時間テレビの最後の方で、10分程度「サライ」をエンディングで歌うだけで200万円ももらえるのはすごいですよね。
2021年の24時間テレビでは、ゲーム好きな加山雄三さんの発案で、AI技術を駆使したバーチャル若大将となって湘南乃風の「純恋歌」を歌うコーナーが企画されました。
そのため、2021年の24時間テレビでの加山雄三さんのギャラは、いつもより高く200万円~500万円あるのでは?と予想されていました。
24時間テレビのギャラ番付は?
加山雄三さんには破格のギャラが支払われていることが分かりましたが、24時間テレビの他の出演者には、いくらくらいのギャラが支払われているのでしょうか?
約10年前の情報で古いですが、2013年8月13日号の「FLASH」にて、24時間テレビ出演者のギャラ一覧の報道が掲載されていました。
- 嵐(5人全員/メインパーソナリティ):5,000万円(1人あたり1,000万円)
- 大野智(スぺシャルドラマ出演のため上乗せ):500万円
- 上戸彩(チャリティパーソナリティ):500万円
- 羽鳥慎一(総合司会):500万円
- 谷村新司:200万円
- その他の出演者:10~100万円
また、2014年の24時間テレビのメインパーソナリティを務めたNEWSも2013年の嵐と同様に、全員合わせて5,000万円のギャラをもらっていることから、毎年メインパーソナリティを務めるジャニーズは5,000万円が基本となっているようですね。
また、24時間テレビのメインイベントでもあるマラソンランナーには、1,000~2,000万円のギャラが支払われるのが相場のようです。
現在のギャラも当時と大きく変わっていないと思われますので、2022年の24時間テレビも同じような価格帯のギャラが支払われていると思われます。
しかし、チャリティ番組であるはずの24時間テレビなので、ギャラを受け取ることに対して反対派もいます。
芸能人では、さんまさんやビートたけしさんなどです。
ギャラを受け取ることに対して反対している意見としては、やはり24時間テレビはチャリティ番組でボランティアを推進していく意図のある番組であって、それを後援する形となる番組出演者についても、その意図に沿ってチャリティ精神・ボランティア精神で出演すべきで、ギャラ発生すること自体がおかしい!との考えのようです。
実際に、さんまさんは「ヤングタウン土曜日」で、ご自身が出演して発生したギャラは全額寄付してほしいと日テレに申し出ましたが、断られ経緯があったと語っています。
そして、その後の24時間テレビには出演しないと決めたと言われています。
また、ビートたけしさんもラジオ「オールナイトニッポン」で、 ”24時間テレビから出演依頼がしつこく来てたんだけど全部断ってやったよ。あんな偽善番組は大っ嫌いだ。
誰がなんと言おうと俺は絶対出ないから。
ヨダレ垂らした芸能人どもがこの番組でめちゃくちゃ高いギャラ稼ぐくせに、これ以上貧乏人から金巻きあげんな” と、痛烈に批判されたとのことです。
慈善事業を後押しする番組なのですから、こういった厳しい意見もごもっともな気もしますね。
24時間テレビのギャラについて世間の反応は?
ギャラ支払いに反対なのは、さんまさんやたけしさんだけではありません。
毎年24時間テレビの放送が近くなると、ネットでは出演ギャラの賛否について騒がれていますよね。
今年も、どちらかというと、ギャラ反対派の意見が多く、なかには辛口コメントも多く見受けられました。
話は本題に戻りますが、豪邸や船を所有してきた加山雄三さんですが、これまでずっと順風満帆だったワケではなく、何度も借金を抱えては返済してきたという、意外なお金の苦労もされているようなんですね。
加山雄三が抱えた借金はいくら?
加山雄三さんが走ってこられたスター街道は決して順調だったワケではなく、これまでに抱えた借金もかなりあったようです。
たとえば、
- 1970年代、叔父が経営する神奈川・茅ヶ崎のホテル「パシフィックホテル茅ヶ崎」が倒産、連帯保証人としての負債総額23億円
- 2007年、新潟・湯沢のスキー場「加山キャプテンコースト」赤字、閉鎖
実に、74歳までに返済した借金の総額は300億円とも言われて、2015年までにはそれらをほぼ完済し終えたとのこと。
いったい、こんな巨額の借金をどうやって返済してきたのでしょう?
加山雄三はどのようにして借金を返済した?
芸能人の一番の収入として手厚いのが、ディナーショーと言われています。
加山雄三さんのディナーショーの場合、1人あたり41,500円のチケット代に、座席数を1公演平均500席として、ひと晩でザっと200万円の売上が見込めるのですね。
しかもショー自体はディナータイムより短いのが普通で歌手にとってはとても効率がいいそうです。
ちなみに松田聖子さんは、チケット代1人あたり5万円、500席で24公演すると5.5億の売上で、松田聖子ご本人の取り分は1.8億ともいわれています。
その他、
- 亡くなった地井武男さんの人気番組『ちい散歩』の後継番組として始まった『若大将のゆうゆう散歩』で1回の出演料30万円以上のギャラで年間で億単位の収入
- パチンコ「若大将シリーズ」とのタイアップでライセンス料数千万円
- 講演会のギャラ1回400万円
- 絵画の個展、販売会
- 作曲家としての印税
などで地道に、かつ大きく稼いで借金をカバーしてこられたようです。
借金ならほぼ全部解決した。ローンでちょこちょこ払っているけど、最悪な状況から脱し、楽しく仕事をさせていただいているよ。
…結局、借金して苦労すると責任感が強くなる。人間、逃げたら終わりだからね。試練だと思って、“何クソ!”って土下座してでも乗り越えないと。逃げたらダメ! それがパワフルに、エネルギッシュに生きるコツなんだ
引用元:NEWSポストセブン(2015.12.13)
これまでお金の苦労を乗り越えてきたからこそ、今もなお元気に活躍されている加山雄三さんのお姿があるのですね。
【まとめ】加山雄三の年収や24時間TVのギャラは?自宅や船の売却で借金返済?
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、
- 加山雄三さんの年収はいくらか?
- 加山雄三の24時間テレビのギャラはいくらか?
- 借金はいくらで、どのように返済したのか?
について調査しました。
加山雄三さんの年収は、6000万円~2億ほどだと予想。
以上、24時間テレビ出演者、加山雄三さんや出演芸能人の気になるギャラについてご紹介してきました。
24時間テレビはチャリティ番組ではありますが、大物の芸能人に支払われるギャラはやはり破格の金額でしたね。
ご紹介したギャラはあくまでも番組からご本人に支払われた金額で、ご本人たちが実際それを受け取ったかどうかは、わかりません。
支払われたギャラを全額寄付している芸能人もいるかもしれませんね。
また、加山雄三さんがこれまでに返済してきた借金数10億~300億円で、主にディナーショーやパチンコのライセンスで返済してきた。
加山雄三さんはこれまでに多額の借金を抱えながらも、常にポジティブに借金に向き合って地味に働いて返済してきたからこそ、現在もなお元気に活躍していらっしゃるんですね。
2022年でコンサートから引退すると報じられていますので、今後、見かける機会が減るかもしれませんが、今後のご活躍も楽しみですね。