企業からお祈りメールが来たけど返信する必要ある?
お祈りメールに返信したいときの対応方法は?
お祈りメールへ返信したほうが良い場面は?
この記事を読むことで、これら就活お祈りメールの対応方法に関する悩みを解決できます。
私もこれから紹介する内容を実践することで就活お祈りメールが来ても冷静に対応することができました。
この記事の前半では「就活お祈りメール」について紹介し、後半で「就活お祈りメールの対応方法」を解説します。
目次
就活お祈りメールとは?
就活が始まると「就活お祈りメール」という言葉を耳にする機会が増えると思います。
私は就活を始めた最初の頃は聞きなれない言葉で、よくわかりませんでした。
お祈りメールは「不採用の結果を通知するメール」のことを言います。
なぜお祈りメールと呼ばれるようになったかというと・・・不採用通知メールを見ればすぐにわかります。
不採用通知のメールには一般的に「今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます」と書かれており、どの企業も大体同じです。この文言から「お祈りメール」と呼ばれるようになったようです。
お祈りメールの記載内容は?
採用選考の不採用通知に関するお祈りメールは各社でほとんど同じ内容で、以下のような内容が記載されているのが一般的です。
参考までに知っておきましょう。
<お祈りメールの代表例>
○○様
先日は、弊社の採用選考をお受け頂き、誠に有難うございました。
先日の面接について鋭意検討した結果、弊社では○○様の採用を見送らせて頂くこととなりました。
ご足労いただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。
誠に心苦しいのですが、何卒ご了承いただければ幸いです。
末筆ではありますが、○○様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。
残念ながら、就活生は誰でも「就活お祈りメール」を受信することになると思います。
それでは、お祈りメールを受信した際には、どのように対応すればいいのでしょうか?
「返信したほうがいいの?」など悩む就活生も多いはずです。
就活お祈りメールを受信した際の対応方法を解説します。
就活お祈りメールの対応方法
就活お祈りメールを受信した際の対応方法は以下の2パターンです。
対応方法①:お祈りメールへの返信は基本的に不要
対応方法②:お祈りメールに返信が必要な場合
対応方法①:お祈りメールへの返信は基本的に不要
就活お祈りメールを受信した際、お祈りメールへの返信は基本的に不要です。
「何が何でも貴社に入社したいです」
「まだ諦められません」
「もう1度チャンスをください」
などと返信したところで、「それでは採用選考のチャンスをもう1度与えましょう」という逆転劇は皆無ですよね。
お祈りメールが来たら、真摯に結果を受け止め、気持ちを切り替えることが大切です。
対応方法②:お祈りメールに返信が必要な場合
就活お祈りメールを受信した際、例外として返信が必要なケースが存在します。
- 個人的なメッセージが記載されていた
- 不採用の理由を聞きたい
- 個人的にお世話になった担当者に感謝を伝えたい
- 最終選考まで進んだ
個人的なメッセージが記載されていた
お祈りメールでも、テンプレートの内容だけではない企業もあります。個人個人に丁寧にメッセージ(採用選考で良かった点など)が記載されているケースがあります。
この場合には、こちらとしても丁寧にメールを返信しておくことが好ましいでしょう。
ただし、採用選考の結果が覆ることはないので、しつこく自分を再アピールする内容の返信は送らないように心がけましょう。
不採用の理由を聞きたい
就活お祈りメールには基本的に採用選考が不採用となった理由は記載されていません。
「自分自身がなぜ不採用になったのかわからない」
「次に同じ失敗を繰り返したくない」
など、不採用の理由を知りたいと思うのが普通ですよね。
その場合には返信メールを送って理由を尋ねてもいいでしょう。
ただし、企業によっては最初から「不採用の理由は個別に答えない」「送信専用のアドレスのため、返信できません」などはっきりと線引きしている企業もあります。その場合には、返信メールを送ることはやめましょう。
個人的にお世話になった担当者に感謝を伝えたい
採用選考のみならず、インターンシップからの長期間に渡りお世話になった人がいるかもしれません。その場合には、お礼メールを返信してもいいでしょう。
特に採用選考に遅刻したけど通常通りの対応をしてくれた、OB・OG訪問で長時間いろいろな質問に答えてくれた、などお世話になった人がいる場合にはお礼メールを送るようにしましょう。
採用選考の結果が覆る可能性はほとんどないですが、自分自身の気持ちを切り替えることにも繋がります。
最終選考まで進んだ
最終選考で残念ながらお祈りメールを受信した場合には返信しても良いと考えます。
最終選考まで残った就活生は、書類選考や1次面接などでお祈りメールを受け取った他の就活生よりも、人事部の担当者や面接官などと、より多く顔を合わせて話をしたはずです。
企業側も自分のために多くの時間やお金を使って対応してもらっているわけですから、お礼のメールは送ってもいいでしょう。
あまり期待は持たない方がいいですが、内定をもらった他の就活生が内定辞退・内定取り消しとなった場合に、最終選考に残った中からチャンスが訪れる可能性も0ではありません。最後まで企業に対する熱い思いとマナーを守った紳士な対応をしておくと良い巡り合わせがあるかもしれません。
就活お祈りメールの対応方法まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事の前半では「就活お祈りメール」について紹介し、後半で「就活お祈りメールの対応方法」を解説しました。
就活お祈りメールの目的は採用選考の不採用を通知するためのメールです。そのため、企業から一方的に送られてきた時点で、その目的は果たせています。
そのため、基本的には返信する必要はありません。ただし、「最終選考まで進んだ」「特別にお世話になった人がいる」「不採用理由をどうしても知りたい」など、何か大きな理由がある場合には、返信してもいいでしょう。
返信する場合には、自分を再アピールするなどのしつこくない内容にするよう、最低限のマナーを守るよう心がけましょう。