雅子皇后さまは何ヵ国語話せるか(日本語も含めて)ご存知ですか?
2019年7月1日、天皇皇后両陛下は来日中のトルコのエルドアン大統領夫妻と、皇居の宮殿で面会されました。
その当時、雅子皇后さまは、和服姿でとても上品で美しかったですよね。
そんな雅子皇后さまですが、実は外交官時代から語学に堪能というのはとても有名な話なんです。
今回は、雅子皇后さまの語学力と海外メディアの反応についてをまとめてみました。
目次
雅子皇后さまは何ヵ国語喋れるか
英語
雅子皇后さまは英語が通訳なしでも何の問題なく話せるぐらい本当に英語がペラペラです。
メラニア夫人は、来日された際に雅子皇后さまと会話し、「皇后の英語はすごくきれいだ」と周囲に語っていたそうです。
雅子皇后さまの父も元外務事務次官で、雅子皇后さまは帰国子女で幼い頃から海外留学も豊富な為、家でも普通に英語で会話されていたそうです。
そして何より雅子皇后さまご自身が元外交官である為、英語がネイティブ水準なのは至って当たり前なんですよね。
生い立ちを考えていけばわかるように、雅子皇后さまは中学校のみが日本で、幼稚園、小学校と高校と大学がアメリカで、大学院はイギリスに留学されているので、間違いなく英語の発音も美しいのはごく自然なことでしょう。
https://youtu.be/6gqE5G_sA9U
外交官時代の英語がこれです。
ナレーションで少し声がかき消されてしまいますが、物凄く発音が美しくてナチュラルな感じが伝わってきます。
ロシア語
雅子皇后さまは、幼い頃は父親の海外赴任先であるロシア(旧ソ連)やアメリカで過ごされることが多かったようです。
雅子皇后さまは3歳頃に家族とモスクワで暮らしておられたそうですが、幼い頃というのは語学が物凄いスピードで覚える時期ですから、すでにロシア語を習得されていたようです。
もしかすると日本語よりもロシア語を先に覚えられた可能性もあるかもしれませんね。
雅子皇后さまはロシア語で夢を見たり、妹さんにロシア語で話しかけたりするほどご堪能だったと伺いますので、雅子皇后さまにとってロシア語は母国語のようなものですよね。
ドイツ語
ドイツ語においては、雅子皇后さまは2年間の留学経験よりご習得されたものと思われます。
15歳の頃から2年間、「マサチューセッツ州立ベルモントハイスクール」に留学されています。
また、雅子皇后さまは常に成績優秀者でドイツ語も非常に堪能だったようで、「ドイツ総領事賞」や「ゲーテ・インスティトゥート賞」という賞を受賞されたようです。
どちらもドイツ語が優秀な学生に贈られる名誉ある賞のようですね。
そして大学1年生の時にも、1年間ドイツの「ゲーテ・インスティトゥート」に留学され、そこでもドイツ語を学ばれたようです。
また、高校1年生の時、雅子皇后さまは少しだけ日本の高校へ通っておられましたが、父親の仕事の関係で再びアメリカへ行かれることになりました。
その当時、クラスメイトとのお別れ会で「お別れの歌」を雅子皇后さまの為に作ってみんなで歌ったところ、雅子皇后さまが、お礼にドイツ語でハイネの詩を朗読してくださり、その時に美しい発音でドイツ語も出来るのだとクラスメイトが驚いたというエピソードがありました。
雅子皇后さまは各国の国の発音を美しくネイティブに近い形で習得されているのが素晴らしいですよね。
フランス語
フランス語については、雅子皇后さまが大学1年生の頃からフランス語のサークルに所属していた時に習得されたようです。
また、雅子皇后さまは大学2年生の夏休みにフランスに語学留学をされ、夏期講座に参加されています。
「雅子さまはお妃教育で語学の授業が免除されたほど、英語と並びフランス語もたいへん堪能です。大学2年のときにはフランスの南東部の都市グルノーブルにホームステイもされています。今回、雅子さまご自身は渡仏を断念されましたが、フランス語の表現や発音などをアドバイスされ、皇太子さまのスピーチを“猛特訓”されたそうです」(皇室ジャーナリスト)
引用:女性自身より
フランスで開催された「ジャポニズム2018」に現在の天皇陛下が訪問された際、3分間のスピーチをフランス語でされたそうなのです。
そしてそのフランス語を猛特訓で指導されたのが雅子皇后さまだったそうです。
雅子皇后さまから直々に教われば、発音も美しいものですよね。
海外メディアの関心・反応は?
ニューヨーク・タイムズ
「トランプ訪問で、雅子皇后はスター」
これは、トランプ大統領の訪日の際のニューヨーク・タイムズ記事のタイトルです。
「日本の国民は、雅子皇后が流暢な英語でメラニア・トランプ夫人と話すのを見て、感動した」「トランプ氏と会話する雅子皇后のイメージは、彼女が外交能力を活かしてソフトパワーを促進するのを助け、ひょっとしたら、厳しい家父長制の皇室で、新しい女性のあり方を確立することになるかもしれない」
出典「New York Times」訳参照「トランプ氏訪日で「雅子皇后はスター」。米メディアは日米首脳会談どう報じたか」『BUSINESS INSIDER JAPAN』2019.5.29
雅子皇后さまがスターになって称賛されていることがわかりますね。
CNN
CNNは、天皇皇后両陛下の英語力について称賛しています。
アメリカのCNNテレビは皇居 宮殿で行われたトランプ大統領夫妻を歓迎する式典の様子を中継を交えて伝えました。
この中で大統領に同行しているホワイトハウスの記者はトランプ大統領夫妻と天皇皇后両陛下が通訳を交えずに会話されていたことに触れ、「天皇陛下はオックスフォード大学に留学し、皇后雅子さまは10代の頃をマサチューセッツで過ごしてハーバード大学を卒業したので、2人とも英語を話すことができる」と解説しました。
引用:「トランプ大統領夫妻歓迎式典と両陛下との会見の行事」『NHKニュースウェブ』2019.5.27
雅子皇后の略歴
名前:雅子皇后陛下(皇后雅子)
旧名:小和田雅子(おわだ まさこ)
年齢:56歳(1963年12月9日生まれ)
学歴:ハーバード大学経済学部ご卒業(昭和60年)
東京大学ご中退(昭和62年)
外務省ご入省(昭和62年)
オックスフォード大学ベーリオールコレッジご留学(昭和63年~平成2年)
雅子皇后さまは、華々しい経歴の女性ですよね。
知的で、おまけに美人で、才色兼備とはこのことだと思います。
雅子皇后の出生(日本)
1963年(昭和38年)12月9日ご誕生。
外務省職員の父・小和田恆さんと母・優美子さんの間に長女として生まれる。
3歳下の双子の妹が2人。(池田礼子さん、小和田節子さん)
雅子皇后さまは日本生まれだが、双子の妹はスイスのジュネーブ出身。
雅子皇后の幼少期(ロシア)
ロシア語が上達するキッカケとなった幼少期時代。
父が在ソ連日本大使館勤務となり、一家はソビエト連邦・モスクワ市で暮らすことに。
- 2歳終わり頃、モスクワ市立の保育園に入園。
生まれた双子の妹たちとも大の仲良し。
雅子皇后の幼稚園時代(アメリカ)
1968年(昭和43年)5月に、父が国連の日本政府代表部に勤務となる。
アメリカ合衆国のニューヨーク市に住居を移す。
- ニューヨーク市立の幼稚園に入学。
- パブリックスクールに通学。
日本語の補習授業を行う学校にも通学と、子どもながらに多忙な毎日を過ごされる。
雅子皇后の小学生~高校時代(日本)
1971年(昭和46年)3月に父の転勤で再び出生の地、日本へ帰国。
- 1年生から東京都目黒区立の小学校に編入。
- 2年生の5月には東京都新宿区立の小学校に転校。
- 3年生の4月には、田園調布雙葉(ふたば)学園(女子校)に編入。
- 高校1年生まで雙葉(ふたば)学園に進学。
雅子皇后の高校時代(アメリカ)
1979年(昭和54年)7月に、父が在米日本大使館勤務となり再びアメリカへ。
- 高校2年生で、州立ベルモント・ハイスクールの11年生として転入。
雅子皇后の大学時代(アメリカ)
- 1981年(昭和56年)ハーバード大学経済学部に入学
父がソ連勤務となったため、雅子皇后さま以外の家族は再びロシアに移住。
ハーバード大学在学中に、心身障がい児の運動指導をしたり、フランス語のサークルに所属したり、日本文化を紹介するクラブを設立したしたり幅広く活動し、在学中も常に成績優秀者で賞を受賞。
雅子皇后の大学時代(日本)
1986年(昭和61年)にハーバード大学を卒業した雅子皇后さまはアメリカから帰国。
- 4月には東京大学法学部に再度入学。
東京大学在学中に外交官を志し、見事合格。
- 翌年の1987年(昭和62年)に東京大学を中退し、外務省に入省。
雅子皇后の外務省時代(日本)
- 1988年(昭和63年)に、外務省の研修留学でオックスフォード大学ベリオール・カレッジへ留学。
国際関係論を専攻される。
1990年(平成2年)6月に研修留学から帰国される。
外務省では5年と10ヶ月もの間ご勤務され、通訳としても大活躍された。
雅子皇后さまは何ヶ国語喋れるか、海外メディアの関心と反応まとめ
雅子皇后さまは、日本語も含めると5ヶ国語を見事に操れる女性だということがわかりました。
しかもどれも発音がお見事で素晴らしいとしか言いようがないですよね。
やはりその背景には、外務省職員である父・小和田恆さんの世界各地の転勤が、こうして雅子皇后さまの多彩な語学を育まれるようになったキッカケとなったに他ならないでしょう。
「天は二物を与えず」と言いますが、一体雅子皇后さまは何物与えられているのだろうという感じですよね。
これまでの経験は雅子皇后さまの類まれなる才能や努力の賜物だと思いますが、この度、皇后陛下に即位されてからというもの、雅子皇后さまの日本人としての振る舞いやコミュニケーション能力、人間力は相当なものだったのだと私たちは改めて思い知らされましたよね。
また、海外メディアの雅子皇后さまに対する関心や反応も相当評価が高いものだと知りました。
雅子皇后さまのようなお方に、皇后さまとして御公務していただけるというのは、外交の面においてなんとも安心感があります。
今後もお身体に気をつけて御公務していただきたいものです。