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サライの意味は?24時間テレビでなぜ歌うのか理由と歌詞を調査!

24時間テレビは、毎年放送されるチャリティ番組として、夏の終わりを感じさせるような風物詩になっていますよね。

24時間テレビの曲といえば、エンディングで歌われる「サライ」のイメージがあるかと思います。

「サライ」は毎年出演者みんなで歌うのが恒例ですが、そもそも「サライ」って、どんな意味なのか気になりませんか?

なぜこの「サライ」という曲を24時間テレビで歌うのか、いつから歌われているのか、どんな歌詞の意味が込められているのかも気になりますよね。

今回は、「サライ」の意味や、「サライ」はいつから歌われているのか、なぜ24時間テレビの最後にみんなで歌われるのか、歌詞の意味などを調べてみました。

サライの意味は?

サライの語源は?

歌の曲名でもある「サライ」の由来は、ペルシャ語の「sara’i」が語源のようです。

ペルシャ語での意味は「家、旅館、砂漠のオアシス、役所、世間、世界」などという幅広い意味も持ちます。

また、ペルシャ語だけでなく、ウズベク語、カザフ語、トルコ語、ウイグル語の国々ではサライの意味が「宮殿」というのもあります。

どの意味が正しいのかを断定するのは難しいですが、ニュアンスとしては「家=HOME」のような感じがしますよね。

24時間テレビで歌う「サライ」の意味は、色々な解釈がありますが、現在では「こころのオアシス」「心のふるさと」「故郷」「理想郷」などと解釈されています。

以前、日本テレビも「サライ」の曲のテーマを「心のふるさと」だと説明していました。

確かに、家でも宮殿でも規模は違えど、人にとっての「帰る場所」ですよね。

サライの空の意味とは?

歌全体の意味で考えると、「サライ」は「故郷」や「ふるさと」や「家」という意味なので、サライの空とは、「自分のふるさとを見上げた時の空」であると想像できます。

ただ、「サクラ~吹雪の~ふるさと~の空へ~」だとテンポも悪いし、五感がしっくりこないですよね。

なので、「サクラ~吹雪の~サライ~の空へ~」としているのでしょう。

サクラとサライの頭に同じ音の韻を踏んで、かけているのかもしれませんね。

そう考えると、ペルシャ語の「サライ」を持ってきた歌詞の着眼点は凄いですよね!

作詞家は谷村新司さんなので、谷村新司さんのセンスが感じられるネーミングセンスです。

「サライ」は、メロディーだけでなく歌詞もとても温かい言葉の数々です。

では、そんな心が温かくなるような「サライ」の曲はいつから歌われているのでしょうか?

サライを24時間テレビでなぜ毎年歌う?

サライはいつから歌われてる?

実は「サライ」という曲が誕生したのは1992年の「第15回 24時間テレビ」だそうです!

24時間テレビがきっかけで誕生したわけですが、2021年の今ではもう30年近く歌い続けられています。

24時間テレビで、全国から寄せられた愛のあるメッセージから、谷村新司さんが作詞をし、加山雄三さんがギターで作曲するということで、名曲「サライ」が生まれました。

24時間テレビのエンディング曲が毎年「サライ」なのは、15回目の放送を記念して「24時間テレビ」の中で制作された曲だからなんですね。

当初は「愛の歌」と呼ばれていましたが、1992年11月にCDシングルとして「サライ」という曲名で発売されました。

チャリティ番組のテーマソングということもあり、CD売上の印税の一部や、カラオケなどで発生する著作権料の一部は、24時間テレビのチャリティー基金に充てられているようです。

24時間テレビのサライの歌詞の意味は?

24時間テレビで歌われる「サライ」心温まる歌詞ですが、どんな意味が込められているのか見ていきたいと思います。

冒頭では、故郷を捨ててまで夢を追い求めていった1人の人間模様が描かれています。

ここで既に「故郷を振り返るような歌」というのがわかりますよね。

そしてサビ部分では、汽車の中に乗車しており、そこから眺める景色(サライの空)はとても澄んでいて、故郷を懐かしむ気持ちと故郷を捨てきれない気持ち、これからの不安など、色々な感情が入り混じって胸を震わせている様子が想像できます。

サクラ吹雪というのは時期的にサクラが満開で風によって散り始める季節のため、おそらく3月の終わりや4月の時期なのでしょう。

桜吹雪が舞い散る中に映る青く澄み渡った空は、自分の不安な心とは反対に切なくなるぐらい青く澄んでいたという意味だと考えられますね。

サライの意味は?24時間テレビでなぜ歌うのか理由と歌詞を調査まとめ

今回は、「サライ」の意味や、いつから歌われているのか、なぜ24時間テレビの最後にみんなで歌われるのか、歌詞の意味などについて調べてみました。

  • サライの語源はペルシャ語で、意味は「家、旅館、砂漠のオアシス、役所、世間、世界」などという幅広い意味を持つ
  • 過去に日本テレビが「サライ」の曲のテーマを「心のふるさと」だと説明
  • 「サライ」は1992年の「第15回 24時間テレビ」から歌われている
  • 「サライ」は故郷を捨ててまで夢を追い求めていった1人の人間模様が描かれている

これらのことがわかりましたよね(*^^*)♪

こんなに心温まる歌詞やメロディーを考えられ、心にスッと入ってくるのってとても素敵だと思います。

とても日本人にとって馴染みやすい曲ですし、これからもこの「サライ」の歌が語り継がれて、24時間テレビ内だけでなく、日本を代表する素敵な曲の1つになれば嬉しいですね。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。